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【動画連動コラム】ですてにぃ冒険日誌 Vol.14

スクウェア・エニックスの『ファイナルファンタジーXI(以下、『FFXI』)』宣伝担当であるわたくし“りえこむ”こと片山が、『FFXI』が24周年を迎えたいま、ひとりのプレイヤーとしてヴァナ・ディールの冒険をスタートする動画企画“FF11宣伝担当がイチから冒険をはじめてみた”。その第14回が2026年9月30日に、YouTubeの『FFXI』公式チャンネルにて公開になりました。今回の動画では、いよいよあの闇の王と対決。さらにはレベル99になった後、アイテムレベル装備を入手すべくアドゥリンの地を訪れる様子が収録されています。



そして今回こちらのWE ARE VANA’DIELでは、動画の内容とは異なりますが、わたくしの愛犬にまつわる想いと『FFXI』に対する想いを綴らせていただきました。よろしければご覧ください。



ヴァナ・ディールに刻まれた17年半


わたくし事で大変恐縮ですが、先日、愛犬が17歳7か月を目前に旅立ちました。

あれだけ毎日プレイしていたのに、喪失感で『FFXI』にログインする気分にもなれず……。それでも気力を振り絞ってゲームを立ち上げ、デイリーのエミネンスを受領するだけでログアウトする日々。気が付けば、ヨランオラン先生のフェイスを呼び出せなくなっておりました。

今回の動画企画で『FFXI』を再スタートしたのが今年(2026年)の2月でしたので、そのころにはすでに介護生活になってはいたのですが、それでもプレイ中はいつもその子をすぐそばに寝かせていました。
ログインしようとすると、どうしてもその姿を思い出してしまい、なかなかプレイすることができませんでした。

毎日最低限のことしかせず、ただひたすら思い出の中に閉じこもって泣き暮らしておりましたが、このままではいけないと思い、とりあえず『FFXI』をプレイすることから始めようと、たったいまログインしてみました。

そこにはいつものヴァナ・ディールがあり、あてもなくジュノの街を歩きました。

ふと気付いたのですが、わたくしが『FFXI』の宣伝担当になったのは2001年、そして愛犬を迎えたのは2009年でした。
つまり、愛犬と過ごした17年半の時間のほぼすべてが、『FFXI』とともにあったことになります。

深夜まで画面写真を撮影した日も、リアルイベントの準備に追われていた日も、仕事でミスをしてトイレで泣いてしまった日も、家に帰ればいつもその子が待っていました。
だから今回ログインできなくなってしまったのは、喪失感による気力の落ち込みだけではなく、ヴァナ・ディールそのものが愛犬との思い出と深く結びついていたからなのかもしれません。

24年も続いているゲームですから、皆さんにも同じようなことがあるのではないでしょうか。
昔一緒に遊んでいた仲間のこと──
もう会えなくなってしまった大切な人のこと──
あるいは、あのころの自分自身のこと──

ヴァナ・ディールには、冒険の記録だけではなく、その時々の人生の記憶まで刻まれているような気がします。
わたくしにとっても、この世界には愛犬と過ごした17年半の時間が、そのまま残っています。

今日はただジュノの街を歩いただけでしたが、それでも少しだけ前に進めた気がしました。
これから少しずつ、また冒険を再開していこうと思います。
ヴァナ・ディールはわたしを急かすことも、置いていくこともなく、ただ変わらずそこにあり続けてくれるのですから。

24年ものあいだ、多くの冒険者たちの帰りを待ち続けてきたこの世界は、きっといまのわたくしのことも待っていてくれるでしょう。
これからもこの世界で、新しい思い出を重ねながら歩いていきたいと思います。


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