2020年2月12日、『アドゥリンの魔境』ミッションの後日談としてクエスト“静かなる森”が実装され、その報酬として召喚獣セイレーンと契約できるようになった。
みんなのヴァナ・ディール史
2020年2月12日
関係者秘話
当初、『アドゥリンの魔境』の開発にあわせて、召喚獣セイレーンの習得クエストを実装する予定でしたが、開発都合により見送られました(当時、実装されていたら、担当者は別の人になっていたと思いますし、もちろん、シナリオも全然違ったものになっていたと思います)。
自分としては、モーションやエフェクトが揃っているだけに、召喚獣として使えないのはもったいないという気持ちが、ずっと強く残っていまして、現在の開発体制に変わってから、我儘を言って、クエスト実装の承認をもらうことができました。ただ、承認はもらったものの、別の業務を進めながら、合間で作業を進める必要がありましたので、リリースできるまでに2年以上かかりました。
自分がこだわったのは、まず『ヴァナ・ディールの星唄』の内容を踏まえて、どうやって召喚獣と契約できるようにするのかという点で、世界観に詳しいほかのプランナーに相談しつつ、シナリオをまとめました。もうひとつは履行技で、セイレーンの特性や実用性を考慮した性能を考え、ジョブ担当者に提案して詳細を詰めていきました。作業期間が長かったこともありますが、じつはクエストが実装される2年前くらいには、履行技の性能はほぼ決まっていました。
実装後は、シナリオについても、履行技の性能についても、ユーザーの方々から高く評価いただける声が多く届き、担当した身としては、本当によかったという嬉しい気持ちと、感謝の気持ちでいっぱいでした。(プランナー・久木隆)
2020年8月6日
関係者秘話
『ヴァナ・ディールの星唄』にて大規模なストーリーミッションは実装終了……と聞いておりましたので、新たなストーリー実装の計画を聞いた時、かなり驚きました!
ただ、『星唄』まででやりたいことはやり尽くした感がありましたので、まだやっていないネタとして「プレイヤーが異世界転生!?」「プレイヤーが魔王に!?」等のオフザケネタをやりたかったのですが……とても許されるわけはなく……。
それならばせめて、ということで、今まで私があまりいじっていなかったヤグード以外の獣人たちをいじり倒すことにいたしました(じつは、アプカル長老のビージュなどは、もっとふざけたセリフを喋っていたのですが直されてしまいました)。
そして今回はセリフを書くだけではなく、大量のカットシーンもこの手で作っているため、多種多様の獣人たちに愛着がわいております。
……と、ここまで書いて気づきましたが、上記に書いたオフザケネタ、じつはアレンジして使っていますね。ガルカの転生話や獣人たちの……ゴホンゴホン。ではでは、今後の展開も楽しみにしていただければと思います!(プランナー・佐藤弥詠子)