2005年2月24日に実装され、BFごとに5日に1回挑戦できたENMクエストは、だいじなものを受け取るだけで挑戦でき、戦利品としてレアな素材や高性能な装備をゲットできた。

2005年2月24日、『プロマシアの呪縛』ストーリー第8章の追加に合わせてアル・タユの南半分が、同年10月にリンバスの追加に合わせて北半分が開放された。アル・タユはその風景と生息するモンスターの見た目から“海”という通称で呼ばれた。

2005年2月24日、釣りに格闘要素が取り入れられた。それまではボタンを押すだけで釣りができたが、釣り竿を臨機応変に動かし、かかった獲物のHPを減らしてからでないと釣り上げられないようになった。

2005年4月21日、公式戦以外にもプレイヤーが自由にバリスタを開催できるエリアとして、アブダルスの箱庭-ゲルスバが追加された。このエリアは予約をすれば特定のメンバーだけで専有できるため、バリスタ以外にもユーザーイベントなどで活用された。

2005年7月19日に『プロマシアの呪縛』が完結。エンディングでは増田いずみ氏が歌う『Distant Worlds』が流れた。ゲーム中でボーカル曲が流れたのも、ログウィンドウなどが消えて全画面の演出になったのも、このときが初めてだった。

2005年7月19日、3国とカザムのチョコボ乗り場で迷子のチョコボクエストが発生するようになり、早くゴールできるとミラテテ様言行録などの賞品がもらえた。

2005年7月19日に印章BFの戦利品の一部が変更。なかでもシャクラミの地下迷宮のNM、Argusが落とすクジャクの護符の人気が高まり、取引価格が高騰、取り合いが激化したため、NMが落とすのは同性能でEx属性の孔雀経の護符に差し替えられ、クジャクの護符は印章BF「光る眼」の戦利品になった。

2005年7月19日、自分と一緒に戦ってくれるNPC“フェロー”が実装。関連する一連のクエストはフェローシップクエストと呼ばれた。フェローは一緒に戦うことでレベルを上げることができ、レベル50以上は限界突破も必要。

2005年7月19日、衰弱状態のキャラがさらに戦闘不能になったあとに蘇生された場合、魔法攻撃や遠隔攻撃の命中率や攻撃力が、最低値まで下がるようになった。これは冒険者のあいだで“強衰弱”と呼ばれ、何度も戦闘不能になりながら強力な魔法でダメージを与えていくといった戦術が使えなくなった。

2005年7月22日、昨年行われた夏祭りイベントが、この年からあますず祭りとして開催。「アジマスサークル」というミニゲームが実装され、報酬で水着がもらえた。

2005年7月30～31日の2日間、幕張メッセにてスクウェア・エニックス主催のイベント「SQUARE-ENIX PARTY 2005」が開催。『FFXI』のブースも設置され、なかでもNPCと戦えるスペシャルバトルフィールド「ヒーローズコンバット」に注目が集まった。

2005年8月24日、水田直志氏と谷岡久美氏を中心に結成されたバンド、THE STAR ONIONSの1stアルバムが発売。同バンドは2004年～2007年に開催された『ファイナルファンタジーXI』のイベントで演奏を披露していた。

2005年8月26日～9月5日、スペインの牛追い祭りをイメージした公式イベント「ブリッツバッファロー」が開催。バッファロー族のNMであるToroとMiuraを倒すことで、レッドサッシュやダッシュサッシュが入手できた。以降、2006年と2007年は開催されなかったものの、2008年からはバッファローを誘導する内容に変わった「ブレイジングバッファロー」が開催され続けている（写真は「ブレイジングバッファロー」のもの）。

2005年10月11日、アライアンスで挑戦するコンテンツ、リンバスが実装。大きくアポリオンとテメナスの2つのエリアに分かれており、そこで入手できる獣人古銭は、アイテムとの交換やアーティファクトの強化に使用することができた。また、一部エリアの戦利品はホマム装備やナシラ装備などと交換できた。

2005年12月13日、新たなデュナミスとしてデュナミス-バルクルム、デュナミス-ブブリム、デュナミス-クフィムの3つが追加。それらをクリアした後に挑めるデュナミス-タブナジアは翌年2月に実装された。

2005年12月13日、『プロマシアの呪縛』の後日談クエストとして、バハムートと戦うクエスト「日輪を担いて」が実装された。クエストをクリアすると、さらに高難度となる「帝龍降臨」に挑むことができた。

2005年12月13日、召喚獣ディアボロス取得クエスト「笑み曲ぐ夢魔と」が追加。

2005年12月13日に、竜騎士のSPアビリティが一新。もともとは飛竜を呼び出す「コールワイバーン」だったが、こちらは再使用時間と性能が調整され通常アビリティに変更。飛竜の力を借りてパワーアップする「竜剣」がSPアビリティになった。

2005年12月13日、モンスタープレイヤーキラー（MPK）対策として、モンスターの挙動が変更。モンスターの生息域の外で攻撃対象のプレイヤーが戦闘不能、もしくはエリア移動した場合、モンスターがその場で消滅するようになった。消滅したモンスターは、本来の生息域にすぐに再出現する形となっている。