2010年2月28日に東京都の日本青年館で『ファイナルファンタジーⅪ』ファンイベントが開催。レベルキャップの開放やアビセア3部作が発表されたほか、The Small Onionsによるミニライブなどが行われた。
みんなのヴァナ・ディール史
2010年3月23日
ヴァナ・ディールの出来事
2010年3月23日、人口調整のため7年ぶりとなるワールド統合が行われ、全24ワールドとなった。また、人口過密のために移転や新規作成ができなくなっていたOdinとBahamutの停止措置が解除された。
【消滅したワールド → 統合先のワールド】Pandemonium → Asura/Garuda → Lakshmi/Kujata → Valefor/Seraph → Bismarck/Midgardsormr → Quetzalcoatl/Fairy → Sylph/Remora → Leviathan/Hades → Cerberus
2010年6月22日
関係者秘話
レベル75までは定期的にレベルキャップを上げてきましたが、エリアなどの追加がないタイミングでのレベルキャップ開放は、レベル上げの対象となるモンスターの配置調整を大規模に行わなくてはならず、またこれが他の要素の推奨レベルとコンフリクトを起こしたりして、見た目以上に大変な作業でした。
レベル75が上限だった時代が長く続いたわけですが、この頃にはよく“閉塞感”という言葉が聞かれるようになり、それを打破するにはレベル上限を開放するしかないと判断しました。
前述のとおり、最後の拡張コンテンツとなってもよいようにと考えていたため、最終的にはレベル99まで開放してしまったわけですが、『アドゥリンの魔境』のために、10レベルくらい残しておくんだったと逆の後悔することになります。(プロデューサー・松井聡彦)
2010年6月22日以降
冒険者の歴史2010年6月22日の『禁断の地アビセア』のサービス開始以降、レベル上げの戦闘が激変。アビセアエリアでの経験値入手の仕組みが解明されるにつれ、18人のフルアライアンスでレベル上げをするという、これまでにはなかったスタイルが主流になった。さらにレベル差があっても経験値を得られるため、レベル75~80のレベル上げだけでなく、アビセアエリアに入場可能なレベル30からのレベル上げとしても利用された。なお、低レベルの場合は戦闘での貢献ができないため、「禁断の宝のカギ」を使って宝箱を開ける“箱役”としてパーティに貢献していたプレイヤーが多かった。