2022年2月10日、「蝕世のエンブリオ」第7回前半シナリオが配信。後半は2022年4月4日に配信された。冒険者は失踪したラエブリームを追い、ガルカたちの故郷であるゼプウェル島へと向かう。
みんなのヴァナ・ディール史
2022年4月4日
ヴァナ・ディールの出来事2022年4月4日、「A.M.A.N. トローブ」において、Terminal Coffer(金の宝箱)を開けた際の戦利品が刷新され、さらに通称“虹箱”が出現するようになるなどの調整が行われた。虹箱はBFに入室した時点で置いてある場合があるほか、Chest O'PlentyまたはCoffer O'Plenty(木の宝箱)のうち8個を開けると、残った2個の箱のうち1つが虹箱に変化することがある。この虹箱を開けたときは「大当たり」(“とてもとても大きな音”のメッセージ)が確定となる。
2022年5月8日
ヴァナ・ディールの出来事2022年5月8日、『FFXI』のサービス開始20周年を記念して、MCに声優の加藤英美里さんや中村悠一さんを迎えた記念放送「WE ARE VANA'DIEL」が配信。『FFXI』が歩んできた20年の足跡を証言映像で振り返るとともに、さまざまな企画が約6時間にわたって展開された。
2022年5月8日
関係者秘話
配信に使う映像を撮るため、ほんとうに多くの方にご協力いただきました。直前まで駆け込みで取材や対談をこなしました。慌ただしかったですが、初めて訪れる他社さんのオフィスがそれぞれのカラーを持っていて楽しかったです。
サイゲームスの木村さんを迎えたトークは、テーマだけ決まっていて、ほぼその場のフリートークです。安定の中村さん加藤さんの進行とつっこみもあって、面白い収録になったのではないでしょうか。
生配信で行われた記念放送は6時間の長丁場となりました。最後のプレイヤーの皆さまのサプライズは、仕込みなしでびっくりしてしまい、そのあと〆のメッセージへの段取りがすっかりとんでしまいました。びっくりしたなあ。(プロデューサー・松井聡彦)
2022年5月8日
関係者秘話
コロナ禍でなければ、リアルイベントで盛り上がってもよかった20周年ですが、何もしないわけにはいかないだろう、ということで番組ならではの企画を制作担当の方々と一緒に考えて作りました。「プロジェクトXのような動画を作りたい!」という制作の熱い想いもあり、前半は『FFXI』黎明期からの出来事を関係者の証言を集めて振り返る番組になりましたが、相手が現時点では社長とか役員とか大物だらけで、結果として伝説的な証言動画にしあがりましたね……! 監修には田中弘道さんにがっつり協力いただきました。
また、こんな長尺番組もなかなかないので、濃密で貴重な体験になりました。(ディレクター・藤戸洋司)
2022年5月9~21日
関係者秘話『グランブルーファンタジー』の称号は、取得すると宝晶石が貰える嬉しいものですが、なかなか攻めたものが多いことでも有名ですよね。「FFXI 幻想のウタイビト」の監修で一番頭を悩めたのが、この称号についてでした。『FFXI』のプレイヤーならば誰もがクスっと笑ってしまうような力作ばかりだったので、よほどのことがない限りOKにしましょうと決めていましたが、冒険者のみなさんが作り上げたネット上の名言などは、『FFXI』公式がどうこういうのもおこがましいということで、おススメしませんが……とお戻ししました。(プロデューサー・松井聡彦)
2022年5月9~21日
関係者秘話本コラボは、以前より『グランブルーファンタジー』側からお声がけを頂いていたのですが、『FFXI』の20周年ということで実現が可能になったスペシャルなコラボでした。『FFXI』側の担当者としては、イベントシナリオの結末を原作に影響を与えない範囲で納得感のある落とし所にすることと、監修物の物量の多さをどのようにさばくかの2点が大変でした。シナリオについては『FFXI』チーム全体で相談して決定しましたが、監修は『FFXI』のバージョンアップと並行してこなす必要がありましたので、とにかくスケジュール管理に気を使ったことを覚えています。とは言え、イベント開始の○日前までチェック依頼に対応していましたが(笑)。(プランナー・山崎康司)
2022年5月10日
関係者秘話この発注は松井Pが「20周年までやるぞ」と宣言したときに「ああ、じゃあお祝い区切りとしても曲が必要だな」とおもい、水田さんへの発注リストに「20周年用ヴァナ・マーチ」とだけ書いて依頼したものでした。なので細かい指示は一切なく、単に「前に向かってさらに進もう!という感じのもの」とだけコメントしたものです。記念のタイトル曲でもあるので、ここは豪華に生音収録の予算も計上して、水田さんの手腕を存分に振るっていただきました。また曲のタイトルを決めるとき、これまでの曲名ルールから「Vana'diel March #?」か1ワードの英語タイトルかな、と考えてローカライズの翻訳者さんとも頭をひねりました。が、どうにも座りが悪く、一旦タイトルを仮決めしてから水田さんに確認とったところ「”We Are Vana'diel”しかなくないですか?」と言われてびっくりするほど納得した覚えがあります。視野が狭くなるというのは恐ろしいなと感じた一瞬でした。水田さんありがとうございました。(ディレクター・藤戸洋司)