スクウェア・エニックスの『ファイナルファンタジーXI(以下、『FFXI』)』宣伝担当であるわたくし“りえこむ”こと片山が、『FFXI』が24周年を迎えたいま、ひとりのプレイヤーとしてヴァナ・ディールの冒険をスタートする動画企画“FF11宣伝担当がイチから冒険をはじめてみた”。その第10回が2026年8月5日に、YouTubeの『FFXI』公式チャンネルにて公開になりました。今回の動画ではサンドリアミッション2-2、そしていよいよ2-3の「他国を回れ」でドラゴン戦に挑みます。
そしてこのWE ARE VANA’DIELでは、今回も動画連動コラム “ですてにぃ冒険日誌”をお届けします。『FFXI』の正式サービス開始前後の宣伝素材撮影に関するエピソードをふり返ってみましたので、ぜひ動画とあわせてご覧ください~~!
撮影用キャラクターの名前のひみつ(?)
今回の動画で、ついにバストゥークとウィンダスに初入国しましたね~。
動画の中で「宣伝の素材撮影はバストゥーク担当だったはず」と話したのですが、大昔の宣伝素材をあさって見たところ、ありました、ありました。
なんと、『FFXI』がサービスを開始する3ヵ月も前の2002年2月22日解禁(えっ、なんか2がめっちゃつながってる!?)の宣伝素材です。
発売前のプロモーションとしてゲームメディアなどに掲載していただいたものですね。懐かしいな~。24年前かあ……

▲2002年2月1日に作成した資料。“ミッション”の紹介用宣伝素材です。
Najiの髪が長い!! Iron Eaterさんもなんか違いますね……。
開発中なのでまだキャラクターモデルがあまりできていなかったため、少数のモデルを使いまわしていたのでしょうな。NPCがみんな同じ装備を着ている……。
このスクリーンショットに映っている“Reco”や“Recc”というのがわたくしでございます。なんで下着姿なんだろう(笑)
いまはデバッグコマンドで種族やフェイスタイプなどを変更できるので、撮影用キャラクターは1体をずっと使っているのですが、当時は種族やフェイスタイプを変えるためにはキャラを作り直さなければなりませんでした。ですので、消した子も含めてかなりの数の撮影用キャラクターがおりましたね。
公開ワールドと同様、テストサーバーでも同じ名前は使えないので、微妙に綴りを変えたキャラをたくさん作ったりしておりました。この“Reco”も、オリジナルは“Rico”という名前からの派生です。“Ricoll”や“Ricolll”なんてのもいましたね~。
撮影用のキャラクター名は宣伝担当それぞれが自分の趣味でつけていましたので、人によってカラーがありました。初代Juliaは海外アーティストの名前が多かったですね。
わたくしは当時めちゃくちゃハマっていた某サイボーグ戦士たちから拝借したりもしておりました。フェイスタイプもそのキャラクターの特徴に寄せてみたり。個人的には、当時一番好きだった白髪・白目のキャラをイメージして作ったガルカ(8B)が気に入っていて、「けっこう彼に近くない!?」と妄想していましたね。ええ。
当時の宣伝プロデューサーは、よく我々の家族の名前をもじったキャラクターネームをつけて撮影に登場し、笑わせてくれました。
宣伝P:「片山のお父さんの名前なんていうの~?」
片山:「しげたきです」
というやり取りの後、撮影で集合したら“シゲタッキー”というヒューム♂7Aが登場したり……(笑)
先日、おそらく22、3年前の古い宣伝素材を整理していたところ、シゲタッキーがおりました。わたくしの父は数年前に亡くなっておりますので、なんだかとても懐かしく、うれしい気持ちになりました。“シゲタッキー”はいまもテストサーバーのヴァナ・ディールのどこかで、楽しく暮らしているのでしょう。
ちなみに2024年に終了したライブカメラコンテンツ“Live Vana’diel”では、カメラ役のキャラクターがいるのですが、その名前が“ミョウガママ”だったのをご存じでしょうか。これは初代プロデューサーの田中さんがつけたのだと記憶しておりますが、じつはわたくしの愛犬の名前が由来です。2009年から飼い始めたので、それ以降に作られたキャラクターですね。たしかLive Vana’dielをリニューアルしたタイミングで新規に作ったような……。2011年かな? このキャラクターネームも、大切な思い出のひとつですね。
おまけ
動画内で触れていた“ライオンのパンツの資料”の一部をチラ見せ。

『FFXI』は長期運営タイトルのため、24年間でコンプライアンス基準がけっこう変わっております。
「ライオンはちゃんとスパッツを履いていますよ!」ということと、当時はこの丈のスパッツでも問題なかったのですが、昨今の基準だと若干短いので、いまライオンを描く場合、もう少しスパッツ丈を長めにしてくださいね、とお伝えするための資料でございます。

▲こちらは2002年3月に撮影したShadowdragon戦!


