2026年3月10日のバージョンアップにおいて、“フェイス”の新たな強化手段の第一弾として“フェイスポイント”が実装されました。
近年の『ファイナルファンタジーXI』(以下、『FFXI』)はさまざまなコンテンツが実装されており、プレイヤーの遊び方も多様化しています。そんななかで“フェイス”は、ソロプレイや少人数パーティの足りない役割を補う冒険の仲間として2013年に実装されました。
しかし現在は、ソロプレイを指向するプレイヤーが増加傾向にあるなか、プレイヤーの強さに“フェイス”の能力が追いつけなくなってきている点を改善してほしいという要望が高まってきました。“フェイス”の強さは、レベル99未満であればレベルに応じて向上していきますが、レベル99以降はプレイヤーの平均アイテムレベルによって変動するため、平均アイテムレベル119のときに頭打ちになってしまいます。そして、アイテムレベル119以降はプレイヤーの装備による強化幅が非常に大きくなっているので、プレイヤーと“フェイス”との戦力の間に差が生じているというわけです。
このような課題を受け、ソロプレイの幅をより広げるため今後実装予定なのが、 “フェイス”の強化手段です。ここでは、その第一弾となる“フェイスポイント”の開放や、実際の強化方法などを解説します。
“フェイス”について
“フェイス”とは、ミッションやクエストなどに登場するキャラクター(NPC)の分身です。専用魔法で呼び出すことができ、パーティメンバーの一員に加えて一緒に冒険することが可能です。“フェイス”は100体以上も存在しており、それぞれ多種多様の能力を持って冒険者をサポートしてくれます。
“フェイス”に関するおさらい
・呼び出された分身は“フェイス”と呼ばれ、基本的には同時に3体まで呼び出すことができる。
・『ヴァナ・ディールの星唄』ストーリーを進行することで入手できる“だいじなもの”によって、“フェイス”を呼び出せる上限が増加。だいじなもの“星唄の煌めき【一奏】”で4体まで、だいじなもの“星唄の煌めき【四奏】”で最大5体まで呼び出すことが可能になる。
・“フェイス”はそれぞれに設定されたジョブや性格に応じた行動を自動的に行い、プレイヤーをサポートしてくれる。
・“フェイス”はチュートリアルクエスト「新魔法フェイス(※)」を進めることで使用可能になる。
・特定のミッションやクエストをコンプリートし、特定のNPCに話しかけると、新たな“フェイス”を習得できる。また“フェイス”担当NPCに特定のアイテム(「盟-○○」)を渡すことで習得できる“フェイス”も存在する。
※……オファーリストには“新魔法フェイス【○○】”と記載される。○○には国の名前が記載され、それぞれ別のクエストと認識される。本エントリでは3種類をとりまとめるため便宜上国名部分は省略して呼称する。
- クエスト「新魔法フェイス」はプレイヤーの所属国や種族は関係なく、レベル5以上のときに以下の“フェイス”担当NPCに話しかけることで開始することができる。
- 【サンドリア】南サンドリア(L-6)のNPC・Gondebaud。習得フェイス:エグセニミル(近接物理)
- 【バストゥーク】バストゥーク港(K-7)のNPC・Clarion Star。習得フェイス:ナジ(近接物理)
- 【ウィンダス】ウィンダス森の区(G-10)のNPC・Wetata。習得フェイス:クピピ(回復)
- クエスト「新魔法フェイス」は最初に受けたものをコンプリートした後、残りの2つの国でのクエストも受けることができる。
“フェイスポイントシステム”とは
“フェイスポイント”とは“フェイス”のHPやMP、STRやINTといった基礎的なステータスを強化するために必要となるポイントです。以下の前提条件を満たした状態で、ル・ルデの庭(H-5)のオーロラ宮殿一階奥にいるNPC・Syndellaに話しかけることでだいじなもの“盟環の腕輪”を入手し、“フェイスポイントシステム”が開放されます。
“フェイスポイント”の開放条件
・クエスト「新魔法フェイス」をコンプリートして得られるだいじなもの“○○のフェイス使用許可証(※1)”を1つ以上所持している。
・だいじなもの“ジョブブレーカー(※2)”を所持している。
・ル・ルデの庭(H-5)のNPC・Syndellaに話しかけ、だいじなもの“盟環の腕輪”を入手する。
※1……○○にはサンドリア・バストゥーク・ウィンダスのどれかが記載されている。
※2……レベル75以上のジョブでル・ルデの庭(H-5)のNPC・Nomad Moogleに話しかけて、だいじなもの“リミットブレーカー”を入手し、その後レベル99のジョブで同じくNPC・Nomad Moogleに話しかける。
“フェイスポイント”の獲得方法
“フェイスポイント”は、特定のアイテムを使用することで獲得することが可能です。これらのアイテムは“エミネンス・レコード”のマンスリー目標の報酬のほか、イベントやクエストの報酬として得ることができます。“フェイスポイント”を獲得できるアイテムは、今後シーズナルイベントや“ヴァナ・バウト”など、入手できる機会が随時追加される予定です。以下は各アイテムの入手方法と、獲得できるポイント量です。
- フェイス手引書(20ポイント獲得):“エミネンス・レコード”のマンスリー目標の報酬
- フェイス教本(100ポイント獲得):特定のイベントの報酬。“フェイスポイント”開放時にも入手
- マージョリー論文(200ポイント獲得):“エミネンス・レコードクエスト3”の目標「もっともっと絆パワーですわ!」の達成後にル・ルデの庭(H-5)のNPC・Marjoryに話しかける。すでに達成済みの場合、再度同NPCに話しかけると入手
“想いの詰まったダイアモンド”に関する変更
今回の“フェイス”強化にともない、“エミネンス・レコードクエスト3”「もっともっと絆パワーですわ!」で得られただいじなもの“想いの詰まったダイアモンド”の効果が変更されました。パーティ人数によって“フェイス”が強化されるという従来の効果は解除され、クエストをコンプリートしているとル・ルデの庭(H-5)のNPC・Marjoryから、マージョリー論文を入手できるようになっています。
“想いの詰まったダイアモンド”に関する変更点
・だいじなもの“想いの詰まったダイアモンド”で得られていた“フェイス”強化の状態は解除される。
・かわりにクエストコンプリート時に“フェイスポイント”を200得られるアイテム、マージョリー論文を入手できる。
・今後のアップデートにより、最終的な“フェイス”の強化は、だいじなもの“想いの詰まったダイアモンド”による強化よりも大きくなる。
- 1. “エミネンス・レコードクエスト3”「「無知」でうつろにしろ」をコンプリートする
- 2. だいじなもの“ジョブブレーカー”を所持している
- 3. “フェイス”の習得数が86以上になっている
- 4. だいじなもの“盟環の腕輪”を所持している
※2026年3月10日のバージョンアップ前に「絆パワーですわ!」をオファー可能な状態にしていた場合は、だいじなもの:盟環の腕輪を所持していなくても「もっと絆パワーですわ!」「もっともっと絆パワーですわ!」のクエストが進行可能です。 - 5. 1~4を満たし、“エミネンス・レコードクエスト3”「絆パワーですわ!」をコンプリートする
- 6. “エミネンス・レコードクエスト3”「もっと絆パワーですわ!」をコンプリートする
- 7. “エミネンス・レコードクエスト3”「もっともっと絆パワーですわ!」をコンプリートする。報酬として、だいじなもの“想いの詰まったダイアモンド”とマージョリー論文を入手
“フェイス”の強化方法
“フェイスポイント”を割り振ることによって、“フェイス”のHPやMP、各種ステータス(STR、INTなど)を強化することが可能になりました。“ジョブポイント”などと同様に一度割り振ったポイントは振り直すことはできませんが、それぞれの項目はいずれすべての項目を最大値まで強化することが可能です。
強化の方法
・モグハウスおよびモグガーデン内でのみ行うことが可能。
・現在のメインジョブがレベル99である。
・「メインメニュー」 → 「ステータス」 → 「フェイスポイント」の項目を選択して開く強化画面で行う。
- 一度割り振ったポイントは振り直すことはできない
- 最終的にはすべての項目に対して上限まで強化することが可能
- 現時点では各項目を最大50段階まで強化することが可能
- 強化の上限値は今後段階的に引き上げられていく予定
強化段階ごとに必要なポイント
各項目の強化に必要なポイントは、強化の段階によって増加していきます。ひとつの項目を上限値の50まで強化する場合、必要なフェイスポイントは合計で150になります。以下は強化段階ごとの必要ポイントです。
- 強化段階1~10まで → 1ポイント
- 強化段階11~20まで → 2ポイント
- 強化段階21~30まで → 3ポイント
- 強化段階31~40まで → 4ポイント
- 強化段階41~50まで → 5ポイント
強化できる項目の詳細とそれぞれの上昇値
2026年3月の段階で強化できるようになった項目は、HPとMP、および7つのステータス(STR、DEX、VIT、AGI、INT、MND、CHR)。戦闘時などでそれぞれの項目が影響するおもな要素は以下のとおりです(カッコ内は1ポイントあたりの基本的な上昇量)。
HP(5):どれだけのダメージに耐えられるかの上限
MP(2):白/黒/召喚/青/風水魔法を使用する際に消費される数値の上限
STR(1):物理攻撃力など
DEX(1):近接攻撃の命中率およびクリティカル発生率など
VIT(1):物理防御力、ケアル回復量など
AGI(1):物理攻撃の回避率および被クリティカルヒット率、遠隔攻撃の命中率およびクリティカル発生率など
INT(1):精霊魔法の与ダメージおよび被ダメージなど
MND(1):回復魔法の回復量、神聖魔法の与ダメージおよび被ダメージ、弱体魔法の効果値など
CHR(1):呪歌の命中率、ケアルワルツの回復量ボーナスなど
“フェイス”のタイプによってHP/MPの上昇量は異なる
各項目の基本的な上昇量は前述のとおりですが、“フェイス”のタイプによってHPとMPの上昇量には多少の補正があります。例えばHPを50段階強化した場合、基本的にはHPの上限は250ほど増加します。しかし盾タイプの一部の“フェイス”はそれよりも多く増加し、後衛タイプの一部の“フェイス”はそれよりも増加量が少なくなります。以下は強化前と強化後のフェイスのHPとMPの例になります。
予定されている“フェイス”の強化第二弾について
“フェイス”強化の第一弾の対象はHP/MPや基本的なパラメータのみでしたが、さらなる強化案として“フェイス装備システム(仮)”の実装が予定されています。また、強化された“フェイス”と共闘する新コンテンツの実装も予定されています。
フェイス装備システム(仮)のイメージ
・盾タイプや近接タイプなど、“フェイス”のカテゴリごとに強化できる。
・「命中+」や「回避+」、「被ダメージカット」、「n回攻撃」など特定の方向性のカスタマイズができる。
・イメージとしてはからくり士の“アタッチメント”に近い。
※画像はからくり士のアタッチメント装備画面です


